3-4は「きっつぁの目」

笠松競馬では3−4はきっつぁの目と言います。
笠松競馬場には、山ちゃんと言う食堂がありそこには古くからの常連客がたくさん居り
その昔(1965年より昔)は名古屋から使いに来た調教師や騎手までもがレース後に集い
飲んだり食べたり飲んだり飲んだりしていたそうです。そんな山ちゃんのおばあちゃんや、
常連客のあいだでは3−4はきっつぁの目と言われていました。
3−4が出るとおばあちゃん達は「あっ。きっつぁの目や。きっつぁ来とるかナー。」
と外を見渡すのです。するとその人の流れの中からきっつぁが現れるのです。
「おー。きっつぁ、おめでとう。」と迎えられ、きっつぁはご機嫌で当たり餅を買うのです。
彼は必ず3−4の目を持っています。競馬場にいる限り必ずです。
1、000円のときも10,000円のときもあり、100円のときもありますが。
なぜ必ず3−4を買うのか、おばあちゃんに聞いてみた事がありますが、はっきりとは
おばあちゃんも知らないみたいでした。
年は流れ私が馬券を買ってもいい年になったころ山ちゃんで昔を思い出し手伝っていると
おばあちゃんが突然「おい、あれ、きっつぁやないか?」と指差しました。
別のおばあちゃんがメガネの上から遠くを見る眼をして「そうみたいやけどどうやろ。年くったナー。」
「きっつぁやわ。はよ、ちゃっと餅持ってってやらんと。」
別のおばあちゃんが当たり餅をもう一度たっぷりと醤油につけて走って行きました。
きっつぁはこちらのおばあちゃんの方を見て軽く手をあげ、スタンドの方に消えて行きました。

おわり


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